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シューテム・アップ

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#今回もテーマと無関係の、川越城 本丸御殿(川越市)にて。Cano EOS 40D+Sigma 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM

ずいぶん前だが、映画「シューテム・アップ」を見た。DVDで。
直接のきっかけは、
「ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記」の記事だ。

なんといっても、惹句(じゃっく)がスゴい(笑)

(同ページからの引用)
「奴ら、みんな撃ち殺せ!」という意味の、あまりにモロなタイトルどおり、
とにかくガンガンガン、撃って撃って撃ちまくる大馬鹿ガンプレイ映画。
一発銃弾が飛ぶたびに知能指数が1つずつ落ちていく。
どんな天才でも映画が終わる頃にはIQがマイナスになっちまう。


ちなみに公式の惹句は「弾丸んねー」(たまんねー)

まるでジャッキー・チェン主演のカンフー映画をガンファイト映画にしたみたい。
しかし、ジャッキー・チェン映画が、まがりなりにも
『世話になった老師がならず者に殺され、復讐のために若者が修行して、最後に敵を倒す』というワンパターンな、というか「吹き替えいらず」なストーリーが「一応」あるにもかかわらず、この映画にストーリーはあるの?って感じ。

見終わって、結局、なぜマフィアのボスが子供(乳幼児)を狙っていたのか、さっぱり思いだせん、というか、劇中で説明あったっけ?という感じである。

ただ、通常のドラマの10倍近く、画面に向かって「ありえねー」と突っ込む、もしくは苦笑させらえる偶然とアクションの連続は、
つかれきった夜や週末に、疲れを吹き飛ばす笑いをもたらすかもしれない。
今でも、スカイダイビング中に「撃って撃って撃ちまくる」シーンは思い出しニヤケするもの。

と考えると、
アメリカ映画/TVノーツにあるように、
もちろん話の発端は、悪人どもがなぜ身重の女、あるいは赤ん坊を追い回しているかということにあるのだが、あとの方はなんかそんなのもうどうでもよくなって、スミス対ハーツを中心とするアクションをどう演出し、どう楽しむかということのみに意識が向かう。演出する方と見る方の気持ちが合致しており、その点では正しい映画の作り方見方と言えるか。

が正解かもしれん。

同ページのその後には
いや、可能不可能の世界を超えてマンガとしての勝負に徹したこの心意気、こいつは笑える
て書いてありますが。

・・・何にも難しいこと考えずに済む、いい映画です。(笑)

by rshingen | 2009-01-13 23:49 | その他全般  

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