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Nikon D50とTAMRON SP AF11-18mm F/4.5-5.6 Di II

*istDS DA 18mm-55mm
F7.1 1/20sec ISO800 EV-1.3
Nikon D50とTAMRON SP AF11-18mm F/4.5-5.6 Di II_c0025498_2256874.jpg


(2005年11月の話です。)
2005年10月下旬に、ペンタックスより超広角ズームDA12-24mmF4 ED AL[IF]が発売された。当初は「レンズ沼にはまるから・・・」と買う気がなかったのだが、11月上旬に、友人M(ニューヨークで文字通り「一人で」住み、「一人で」仕事をしている)のホームシック予防?にニューヨーク再訪の予定が立った頃から、俄然欲しくなってきた。

しかし、どんなに安いところでも実売価格72000円弱。「この焦点距離のレンズをバリバリ使うわけでもないのに、この値段は高いな・・・」と思い(あくまでの性能の優劣は関係なし。純粋に7万超のお金がひとつのレンズに消えるのが問題だった。)、悩んでいたある日、マップカメラでNikon D50のボディが64800円なのを見つけた。当時、すでにNikonはD50購入者に1万円キャッシュバック・キャンペーンを行っていたから、実質54800円。『これは一眼デジとしては安い!(2005年11月時点)』と感じ、かつ、TAMRONのレンズは、ここでもコストパフォーマンスはよいとの評価をしていた上に、49800円という価格だったので、悪に魅入られたがごとく、ふらふらと買ってしまった(苦笑)

トータルでは10万円を超えるから、DA 12-24mmを買うより余計な出費があるのだが、サードパーティのレンズがメイン購入になりがちなびんぼー人にとっては、サードパーティがほとんどのケースで対応レンズを出してくれるのと、今まで「一眼レフカメラ」は*istDSしか使ったことがなく、他社のも勉強のため使ってみたかった。特にNikonに対する思い入れはなく、同じ値段でCanon EOS kiss Digital Nが売っていたら、そちらを買ったかもしれない。

実際にはふらふらと言うほどでもなく、マップカメラに行く前に、池袋の量販店に行って交渉した・・・と言うより交渉しようとしたら、「マップさんの価格には対応しておりません!」と年配の店員にぴしゃりと言われてしまった。こんなにはっきりシャットアウトするのも珍しい、くらいに。もしかしたら、仕入れ値からおのずと「業界標準」的な売値は決まるのに、マップカメラは何かウルトラC的な技(荒ワザ含む)を使って、仕入れ値を下げ、上記の価格(他店より1万円は安い感じだった。価格.comの最安値と同じだから、リアル店舗があるマップカメラに優位性がある)で売ってもペイできるようにしたのだろうか?量販店社員の反応は、そんな「業界のオキテ破り」的なものに対する嫌悪?

この二台のカメラで、同じレンズを使っているわけではないので、厳密な比較はできないが、感想は以下の通り。
・画質はD50の方がシャープ。SilkyPixで現像する時、*istDSではシャープネスを増やすが、D50ではそのまま。ただ、D50はモードをIIIaで使っているから、ということもあるかもしれないのと、レンズが超広角で、手ぶれに強いから、結果として、D50撮影の写真の方が、微妙な手ブレが出ないだけかもしれない。(*istDSでいつも手ぶれしているわけではないが、微妙な手ぶれはあるかもしれない)
・操作性は*istDsの方がとっつきやすい。*istDS発売当時、どのメディアも操作方法が練りこまれている、と書いていて、私は「ペンタックスと言う小メーカーに対する、『判官びいき』があるんじゃないのかな~」と思ったが、予想以上に*istDsのファンクションキーや撮影画像の拡大・縮小方法がより直感的であった。
・そのほか、RAWデータ処理はD50の方が早い、かつRAW画像が圧縮されて、1枚のメディアでより多く撮影できる(約1.3倍の枚数)点でD50に軍配が上がり、ボディサイズはやはり*istDSのほうが小さくてGood、というところか。

レンズが違うのと、D50用にAF‐S DX VR Zoom Nikkor ED 18~200mmF3.5~5.6G (IF)を買いたいのだが買えない(お金の問題と、この製品が大人気で2ヶ月待ち状態なので)ということもあり、当分は両方併用、実際にはレンズ資産が若干ながらある*istDSをメインに使っていくだろう、と思う。D50やNikonに乗り換える、ということではない。

D50での写真は、いずれ公開いたします。

by rshingen | 2006-03-19 23:37 | デジタルカメラ  

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