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手間のかかる料理は土日しかできんーコック・オー・ヴァンと冷たいじゃがいもスープ

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#D50で撮影。ホントはもっとも「紫~」って感じもありますが、フラッシュのせいか、隠し味のチョコレートのせいか、普通の茶色っぽい。

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#漬け込みに使った赤ワイン、フロンテラ・カルメネール。普通のカベルネ・ソーヴィニヨンのほうが安かったが、どうせ全部漬け込みに使うわけでなく、残りを飲むことを考え、あえて違う、というかマイナー?なカルメネールを使った。

土曜日は特に出かける予定がなかったので、昼に作ろうと、前日、金曜日の夜からコック・オー・ヴァン(鶏の赤ワイン煮)の準備をする。
レシピは、以前も使った

フランス地方のおそうざいーかんたんレシピと地方のワイン(大森由紀子、柴田書店)

である。

金曜日晩に鶏もも肉、タマネギ、にんじん、にんにく、ローレルをワインで漬け込み、翌日昼に調理。

しかし、時間がかかった・・・漬け込み時間を除くと2時間15分。

土日祝祭日しか作れんわ、これ。

炒めた後に、煮る作業、さらに、鶏肉をフライパンから除いた後、漬け込みで使った汁にチョコレート(隠し味)を加え、煮詰めるのに時間がかかる。

で、お味の方はというと・・・まずくはないけど、時間かけたほどの感動はない。
これは、パンでなく、ご飯とナスの味噌汁が付け合せだったからかもしれんが・・・

たれに感動がない、ってのが不満足要因として大きい。
これは、どこかフランス料理のレストランにって、「おいしいコック・オー・ヴァン」ってのを食しないといかんな、と思わせた。
だって、「コック・オー・ヴァンってこーゆーもんだ」という基準を舌に覚えこませないといけないから。このままじゃ「えらい手間がかかる割には・・・な鶏肉料理」だ。

後、レシピ的に興味深いのは、本だと、漬け込みの具(にんじん、タマネギ)やベーコンを食べないこと。本の写真にはベーコンの一片が写っていたりするだが・・・

えらい高い「出汁(だし)」だなぁー

と思ってしまった。
ネットに載っているほかの人のレシピだと、具は食べているので、
硬かったにんじん以外は、少し皿に盛りましたよ。

でも、フランス料理レストラン、てめったに行かないんだよねー。

次の日、日曜日だが、この日は急に、「冷たいじゃがいもスープ」が食べたくなり、生クリームをわざわざ買ってきて、スープを作る。
これも時間が買ったが、生クリーム効果?もあり、普通のシチューよりうまかった。
裏ごしが面倒なんだけどね・・・

生クリーム(保存期間5日間)が半分くらい残っているので、この一週間以内に、生クリームを使った食事を考えないといかん。
鶏肉のオージュ谷風でもしようか?(でもカルヴァドス酒を調達せんといかん)

by rshingen | 2008-06-16 01:27 | その他全般  

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